佐藤まゆみです。
無料相談コーナーの、12月1日受付分
に回答しています。
10年連れ添ったパートナーと別離し、悶々と
した感情の中で鬱々とした気分から抜け出る
ことが出来ない方からのご相談です。
パートナーを助けたいと思いながら、思い
叶わず、別れた今も助けられなかった苦しみ
を抱えてらっしゃいます。
ジャンル:結婚・夫婦関係
タイトル:自分をどう変えたら良いのかわかりません
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お名前:もも さま
ご相談内容:
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数ヶ月前に 10 年連れ添ったパートナーと
別離し、今現在自分の中で悶々とした感情
の中、鬱々とした気分から抜け出る事が
できません。
パートナーは元々躁鬱と不安障害の診断を受け、
10 代の頃から精神科医にかかっ たり止めたり
を繰り返している人でした。
燃え尽き症候群も 3 回起こして病院に入っています。
私は、相手のメンタルの問題にあまりにフォーカス
し過ぎ、自分自身の心の問題に気 づく事ができな
かったと思っています。
10 年間何度も激しい口論をし、周囲にそれは精神的
DV だと指摘されるような事もあ りました。
相手の激しい言葉責めに耐えられず、何度も私の方
からもう別れると言ってしまい、 結局仲は取り戻す
ものの、その繰り返しで相手もその事を根に持ち
後半はその事も 責められるようになりました。
私は相手に尽くし、相手の精神状態を心配し何度も
転居を繰り返し、結果、自分が毎 回仕事探しに苦労
する日々でした。
相手は依存心が強く要求が多いタイプで、癇癪を
恐れて渋々要求を受け入れる事も 度々でした。
受け入れないと癇癪を起こされる事もありました。
しかし、私の行為はなかなか認めてもらえず、
逆に自分が一番必要な時に寄り添ってくれな
かった等、度々責められ続けられやるせなく
思いました。
我慢を続けては、その内私の感情が爆発して
大喧嘩に発展、を繰り返してしまいまし た。
彼の自己中な態度は、私に対してだけでなく
彼の家族に対しても同様でした。
聞くに絶えない言動も多々ありました。
その内、彼との関係で私が燃え尽き状態で鬱
になり、しばらく実家で療養、再び家に戻り
ました。
しかし帰って早々また口論。彼は私への見せしめ
的自殺未遂騒動を起こしました。
それでも諦めず1年程頑張ったのですが、
今回の大きな口論で「何をしても愛されな い、
大切にされない、頼れない、相手は全て自分
中心にしか考えない、これでは私は 孤独なままだ」
という判断に至り別離を決めました。
鬱になる前は人に相談できずにいましたが、
鬱発症以後は周囲に相談する様になり
アドバイスを得た事もきっかけになりました。
今は自分を見つめ直そうとしています。
自分は変わるべきだったと反省する事が
たく さんあります。
自分が未熟で意固地だったと感じる事も多々
あります。
彼に寄り添えられなかったとも感じます。
今更ですが、本心はまだ彼と共に人生を
歩みたいと言う気持ちもあります。
でももう同じ事は繰り返したくない。
前にも後にも進めず鬱々とする感情を拭えず
困っています。
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~ 回答:佐藤まゆみ ~
今回のご相談の回答をさせていただく、
佐藤まゆみと申します。
どうぞ、よろしくお願いします。
壮絶なパートナーとのこれまでの関りに、
読んでいて胸が詰まるような思いになり
まし た。
お別れになってもなお、葛藤の日々を
お過ごしのようですね。
ご相談内容を拝見して、何よりも私が感じた
ことは“ももさんは助けたい人”なんだと
言うことです。
お相手は、10 代の頃から精神的な病を抱え、
燃え尽き症候群を 3 回も引き起こされ た方
ですものね。
何とか力になりたい、助けたいと思い、
それこそ想像を絶するような状況に立ち向かって
行かれたのだと思います。
けれどお相手は、その思いを素直に受け取れる
ような状態ではなかったようです。
ももさんのみならず彼のご家族にも背を向けて、
殻に閉じこもってしまわれたんです ね。
>「何をしても愛されない、大切にされない、
頼れない、相手は全て自分中心にしか考えない、
これでは私は孤独なままだ」
という判断に至り別離を決めました。
ある意味、よく「別離」という決断をされた
と思います。
いえ、ここまでやったからこそ出来た決断
かもしれません。
>今は自分を見つめ直そうとしています。
>自分は変わるべきだったと反省する事が
たく さんあります。
充分に、ご自身を客観的に見ておられると
思いますよ。
人間は完璧ではありません。
いくらやっても完璧ではないのですが、ここ
までのことを拝見すると、ももさんは、ご自分
としてはやるだけのことはやったのでは
ありませんか?
その時その時で、自分がお相手に出来ること
にベストを尽くしてきたはずです。
「あの時、ああする以外に何が出来ただろう?」
と自問してみてください。
今なら違う考えが湧くかもしれませんが、
当時火中にいてそうする以外になかったと
思えるのなら、それ以上のものはないでは
ありませんか。
まず、そこまでのことが出来た自分を承認して
欲しいんです。
これがご自分を見つめ直す第一歩になります。
ももさんなりに、ひたむきにやってきたこと
の価値に気付いてください。
>私は、相手のメンタルの問題にあまりに
フォーカスし過ぎ、自分自身の心の問題に
気づく事ができなかったと思っています。
こうお書きになっている部分も、非常に気に
なりました。
急に話が変わるようで恐縮ですが、
ひとつ質問をさせていただきます。
溺れている人を助けられるのは、どんな人
でしょうか?
その答えは「泳ぎが達者な人」ですね。
上手く泳げないのに助けたい一心で
飛び込んだら、一緒に溺れてしまいます。
自分自身の心の問題に気付けなかった
ということは、こういうことなのかな
と思いま す。
ならば何よりも、ももさんに取り組んで
欲しいのは、お相手を助ける前にご自分の
心の問題に取り組み、自分を承認すること
なんです。
そうして心を整えた先にあるのが、
【助けたい人を助けられる私】です。
幸いにも、今は自分一人で抱え込まず
人に相談することも出来るようになって
らっ しゃる。
だからこそ、この相談コーナーもご利用
くださったのでしょう。
「前にも後ろにも進めない」とありますが、
充分前に進むための準備はなさっていますよ。
>今更ですが、本心はまだ彼と共に人生を
歩みたいと言う気持ちもあります。
つくづく思うのですが、人生の中盤以降の
パートナーシップって、若い時には考えられ
ないような関係性が成り立つことがあります。
夫婦とは違う、恋人というのでもない、兄妹の
ような親友のような幼なじみのような・・・
あえて言うなら「心友」とでも呼びましょうか。
籍は入っていてもいなくても、ももさんが
ご自分の心の問題に取り組んだ先には、お相手
とのそんなつながりがあるかもしれない。
そう思ってみてはいかがでしょうか?
未来にそんなビジョンを描けたら、素敵ですよね。
ももさんは、それが実現出来る人。
私はそう感じましたよ。
今回はご相談くださいまして、ありがとうございました。
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・申込み締切:2023/12/22(金)15:00
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