心理カウンセラー◆佐藤まゆみ

カウンセリングサービス所属カウンセラー
大阪地区担当 佐藤まゆみ(さとうまゆみ)

【何かを始めるのに、遅すぎるということはない】がモットー。
若年層はもちろん、特に自身の年齢と近い50代60代のシニアに、新しい人生を切り開いてもらうためのサポートを心掛けている。
お客さまに、“自分らしく生きていく喜びを知っていただきたい”と願い、自身の豊富な経験を生かしたカウンセリングが、好評を得ている。
2019年に舌ガンの手術を受けた。 座右の銘は、思い立ったが吉日。

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佐藤まゆみブログ用

2021年09月

皆さん、こんにちは。
佐藤まゆみです。

「あ~、シアワセだなぁ。」
って感じる時、頭の中で脳は
快楽物質を出していると言います。

快楽物質とは何ぞや?
聞いたことがあると思いますが、それが
ドーパミンだそうです。

ポジティブな気持ち

幸せホルモン
快楽ホルモン
というのも、ドーパミンの別名です。

つまり、このドーパミンが脳内で放出
される度合いが大きいほど「嬉しい!」
「楽しい!」「幸せ!」と感じることが
増えることになります。

ところが、
過ぎたるは及ばざるがごとし

普段は鬱々としているにも関わらず
いきなり急激にドーパミンが増えて
しまうと、快楽に溺れることになり
かねません。

想像がつくと思いますが、急激な一時の
強い快楽に依存してしまうんです。

それが、アルコールであったり
恋愛であったり、ギャンブル、買い物
果ては麻薬なんてところにまで手を出して
しまい、もう自分では止められません。

やはり、なにごともほどほどが大事です。

強すぎるドーパミンは毒ですが
ほど良いドーパミンは、人生をポジティブ
に生きるための薬になります。

それでは、ほど良いドーパミンを得るには
どうしたらよいでしょうか?

日々の小さな「良きこと」に意識を向ける

毎日の暮らし。
冒険家でもない限り、それほど大きな
変化があるとは思えません。
日々、ルーティンワークをこなしていると
言ってもよいでしょう。

でも、そんな中でも小さな「良きこと」
に目を向けるのと、気づかずスルーする
のとでは、心の平穏の保ち方がまったく
違ってきます。

自分には悪いことばっかりが起きる
と思っている人は、悪いほうに意識が
向いているのです。

なんだかいつも楽しそうで、幸せそう
な人は、どんな小さなことでも「良いな」
と思ったものを上手に拾い上げて感じて
いるんですよね。
黄葉と光
人の暮らしは、良いことも悪いことも
同じくらい起きているものです。

ただ、意識を向けたものが拡大して
いくのは心の法則なので、どちらを
とるかは本人次第なんですね。

ほんのささやかな、小さな良きことを
ていねいに感じ取ろうとしてみてください。

その心の穏やかさには持続性があるん
です。
持続しているうちに、また新しい良き
ことを見つけますから、エンドレスで
幸福感を感じられるようになります。

もっとも、それらの良きことは普段
人に話すまでもない小さなことです。
ストレートに話したら
「な~んだ、そんなこと」
とあきれられるかもしれません。

でもせっかくだから、昨日私が感じた
良きことの数々、書いてみますね。

1.白い子猫に会った
この子猫は、我が家の庭でノラちゃんが
産んだ子です。

いつの間にかいなくなってしまいました
が、白猫で左右の目の色が違っている
特徴があったので、すぐわかりました。
「元気にしてたんだね!」と言うと
一瞬振り向いて、また消え去りました。
でも、なんだか嬉しかったです。

2.扇風機を片付けられた
面倒くさいんですよ。
季節ものを片付けるのは。

でも、そのうちじゃなくて
「今日は片づけるぞ!」と決めて
合間を縫って作業したらできました。
私、やるじゃん!

3.何気なく見た映画が面白かった
久しぶりに近所のミニシアターに行った
ら、予想以上に面白い映画でした。

ちなみにタイトルは
「ネクスト・ドリーム」
ダイアナ・ロスの娘のトレイシー・エリス・ロス
の迫力満点の歌声も素敵で、得した
気分になりました。

4.ファストフード店に行った
私、ファストフード店には滅多に
行きません。
でも、映画の帰りに寄ってみました。

シェイクを買って、店内で飲もうとしたら
店員さんが
「ストローを刺しておきましょうか?」
って聞いてくれて、びっくり!
へぇ、そんなところまで聞いてくれるんだ
と思いました。
店内はコロナ対策もバッチリで、
たまには良いもんだなぁと思いました。

5.ウォークキングシューズを買った
年齢とともに、歩く重要性をヒシヒシと
感じています。
歩きやすい靴のことはいつも気にかけて
いるんです。

出かけてたついでに、品ぞろえの豊富な
お店をのぞいてみました。

一目ぼれしたウォーキングシューズが
あったんです。
履いてみたらジャストフィット!

お値段も予算内です。
良いものが買えると嬉しいですね。
またお出掛けが楽しくなりそうです。

昨日の私にとっての良きことは、ざっと
こんな感じです。

自分で書きだして客観的に見てみると
なんだかこんなことでイチイチ喜んで
「おめでたい人」と言えそうです。

でもまぁ、気分良く感じたんですから
私としてはOKです。

その一方で、確か一瞬イラッとしたこと
もあったんですよ。
あったはずなんですが、思い出せません。
何だったのかなぁ???

私、そちらのほうは完全にスルーして
いるようです。

でも、それで良いんです。

強い刺激のドーパミンでなくても、常に
穏やかなさざ波のような心地よさを感じて
過ごすこと。

これが私にとっての幸せですね。

小さな「良きこと」をありがたく、
ていねいに受け取っていきたいものです。

゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
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皆さん、こんにちは。
佐藤まゆみです。

人は常に自分の考えや感じ方という
フィルターを通してものごとを見て
います。

普段は、まったくそんなことは意識
していないかもしれませんが、自分の
フィルターを通してしか見ることは
出来ません。

このフィルターは、心のメガネと言っても
良いかもしれませんね。
手に持った眼鏡
それが良いか悪いかという問題では
なんです。

それよりも、何かに対して感じた感情を
客観的に見てみると、思わぬ気づきになる
ことも多いですよ。

面白い実習

母校の神戸メンタルサービスではセミナー
中、グループに分かれてさまざまな実習を
することがあります。

お題が出るので、それに答えていくのですが
その中で、私がいつも面白いと思うもの。

それは、何かに対しての良いところと
悪いところを答える、という実習です。

例えば、
日本人の良いところと悪いところ
というお題が出たとすると、
反射的に感じたことを答えていくんです。

良いところは
真面目で粘り強い とか
謙虚で出しゃばらない など。

悪いところは
YesとNoが、はっきり言えない とか
引っ込み思案で消極的 などなど。

人によって表現はさまざまです。
どれが正解、ということもありません。

ただ、自分が何を言ったかだけは
覚えておきます。

一通り回ったら、次は
「日本人」というところを「私」
置き換えるんです。

「私の良いところは、
真面目で粘り強いところです。」
「私の悪いところは、
YesとNoが、はっきり言えないところです。」
みたいな感じ。

それ、当たってるかも!
いや、そうでもないつもりだけど
なんてね。

たいがい、ここで大笑いになります。

自分にないものは表現できない

なぜこんな実習をするかというと
自分の中にもあるはずの、資質を
通してものごとを見ていることが
分かるからです。

これが、投影ですね。

誰かのことを見て、
優しいなぁ、親切だなぁと思うとき
それはあなたの中にもある同じ資質が
反応していると言っても良いと思います。

じゃあ、
あの人は嫉妬深いとか、意地悪だと
思った時もそうなのか?
と言いたくなるかもしれません。

人にはいろんな要素がありますから
自分の中にもそのような要素が
まったくないとは言い切れないでしょう。

でも、だからこそどの面を見るかが
大事なんです。

あの人は、こんな悪い態度をとって
いるけれど良いところがあるとしたら
どこだろう?
そんな見かたが出来れば良いですね。

人やモノを見て、その良さを表現して
みてください。

それは、あなたの持つ資質と同じもの
でもあります。

ほめ上手さんは、ほめることで自己価値
を上げているのかもしれませんね。

日常の中で、そんなことをほんの少し
でいいから意識してみると、今の自分の
心理状態がよく分かりますよ。

どうぞ、お試しあれ!

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皆さん、こんにちは。
佐藤まゆみです。

三連休、いかがお過ごしでしたか?
気候もずいぶん良くなって、しのぎ
やすくなりましたね。

さてさて、こんな気分の良いときには
良いことが起きるようです。

昨日、我が家にハッピーサプライズが
ありました。

素直に嬉しい

ピンポ~ン!
インターフォンが鳴りました。
画面を確認すると宅配便です。

「おや?最近は何も注文してないぞ。
何が来たんだろう?」
不思議に思って、
「どこからの荷物ですか?」と
聞いてみました。

すると、なんと姪からのお届け物でした。
「えっ?なんで?」
びっくりしましたが、差出人がはっきり
しているので受け取りました。

よく見てみると、母への敬老の日の
プレゼントだったんです。

代表で、長女の姪が送っていますが
三人姉弟連名の贈り物です。
カード

早速母に知らせると、それこそ大喜び!
(母は11月で96歳になります)

そりゃあ、嬉しいでしょう。
3人の孫たちからのお祝いですから。

中身は季節のフルーツの詰め合わせです。
なんと、可愛いこと!

お祝い

3人それぞれにお礼の電話を掛けて、大騒ぎです。

一段落したところで、母が言いました。
「ところで、あんたは何をプレゼントして
くれるん?」

あちゃ~。
「すみません、何も用意してません。
我が家は、毎日が敬老の日です。」
と、言うと「それもそやな。」と
妙に納得しました( *´艸`)

そもそも、私自体が前期高齢者にまもなく
仲間入りですからね。

母に届いたこのお祝い、私もお相伴に預かり
ありがたくいただくことにします。

相手の気持ちに思いをはせる

食後のデザートにフルーツを取り分けながら
姪や甥たちの気持ちに思いをはせてみました。

言いだしべぇは誰かな?
何が良いか、いろいろ探したんだろうな。
あの子たち、おばあちゃんが大好きだから。
元気でいてくれるのが自慢なんだろうな。

3人で相談して決めたであろう姿を想像して
本当にほっこりしました。

可愛いフルーツはもちろん嬉しいけれど
その品物に込められた気持ちが嬉しい!

何でもそうかもしれませんね。
「愛」という魔法がかけられたもの。

それこそが人を勇気づけ、元気にさせる源
になるのでしょう。

母はまだまだ元気でいられると思いますよ。
ありがたいなぁ。
嬉しいなぁ。

そう思いながら過ごした三連休の最終日
でした。


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皆さん、こんにちは。
佐藤まゆみです。

“形から入る”という言葉があります。
「こうなりたい。」と思ったら、まず
その目標に近い人の外見や、やっている
ことの真似をしてその気になってみる、
なんて時に使われる言葉です。

どちらかというと、外見ばっかり整えて
中身がともなっていない場合に言われる
ようですが、案外そうでもないように
思います。

なぜなら、憧れの人や理想の姿を真似
してみたくなるのは、人間の自然な感情
だと思うから。

そして、その影響を受けたからこそ感化
されることは多いものです。

子どもの頃を思い出してみてください

子どもの頃って、漫画のヒーローやヒロイン
の真似、しませんでしたか?

鬼滅の刃が大流行の時には、姪の子ども
たちはそれぞれ誕生日にお気に入りの
コスチュームをプレゼントしてもらって
ノリノリでした。

私の子どもの頃となると、かなり時代が
さかのぼりますが、男の子はよく首に
風呂敷を巻いてスーパーマンの真似を
してました。

正義の味方がカッコよくて憧れだった
から、自分もそうなったつもりで遊んで
たんですよね。

そんな時、少なくともその子は弱い者
いじめはしなかったと思います。

なにしろ、正義の味方ですから。

ファンが、好きな芸能人の真似をする
と言うのも理にかなっていると思います。

憧れの芸能人と同じ格好をして街を闊歩
するのは、その人のイメージを自分に
重ね合わせてなり切っているんですね。

そうしていると、最高の気分だと思います。
ジャンプする後ろ姿

新しい何かにチャレンジする時

今までと違う何かをするとき、まず
“その気になる”って大事です。

素敵なパートナーが欲しいと思うのなら
そのパートナーに相応しい自分は、どんな
自分が想像してみてください。

まだ中身は伴ってなかったとしても、
身だしなみやダラダラしていた生活習慣を
変えていくことは出来ますよね。

あるいは、転職を考えているのなら、
どんな仕事や働き方が理想ですか?

その分野で活躍している人がいたら、
その人の「いいな。」と思う部分、真似
できるところは真似しちゃいましょう。

要は、その気になってやってみることで
セルフイメージが変わっていくんです。

普段、どれほど自分に対して制限を掛けて
いたかに気付くかもしれません。

なりたい自分になるために

こう変わりたいと思って、内面から
アプローチするのは、もちろん大事です。

ただ、内面の変化が現れるまでには
結構時間がかかるんですよね。

そりゃあ、そうでしょう。
今まで何十年と繰り返してきたやり方
や観念です。

決して悪い面ばかりでもなかったはず
なので、そう簡単には手放せないし
すぐには変われなくて当然です。

それに対して、外見の変化は分かりやすいです。
髪型一つでも、ロングからショートにする
あるいは、ヘアカラーやパーマをかける
それだけで、周りの人から「変わったね。」
とか「素敵よ。」と励みになる言葉を掛けて
もらえることも多いです。

自分の変化を、人から肯定的に受け止め
られると、とても励みになります。

かつて勤めていた会社のワンマン社長が
「形から入れ!」と、口ぐせのように
言っていました。

若かった私は、その言葉の意味を理解する
ことなく聞いていましたが、今になって
みると、なぜそう言っていたのかが良く
分かります。

形から入ったほうが変化が目に見えて
取り組みやすいんですよね。

「ええこと言ってはったんやな。」
しみじみ思います。

一歩踏み出すことに躊躇している人は、
とにかく形からでも入ってみてください。
外側からのアプローチです。

形を整えることで、視点が変わり情報が
得られやすくなりますし、結局人の内面は
外見に現れるものです。

いつかは、内面と外見が一致するって
素敵ですね。

失敗なんてありません。

やるか、やらないかだけのことなので、
どうぞ取り組んでみてくださいね。

゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
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皆さん、こんにちは。
佐藤まゆみです。

私と同学年の人たちは、今年65歳に
なります。

私自身は誕生日が3月なので、もう少し
間がありますが、ともかく前期高齢者の
仲間入りとなります。

一般企業では、60歳で定年ですね。
年金が満額になる65歳までは再任用や
なんやらで続けて働き、誕生日当日に
退職(現役引退)ということが多いです。

新卒で採用されてから現役引退するまで
同じ会社に勤め続ける人も、昔に比べて
少なくなってきたように思います。

私も何度か転職し、今は定年の概念なく
過ごしていて、それはそれでありがたい
なと思います。

同じ会社に勤め続けた友人

社会に出てから45年。
私と同期入社した友人が、先日現役引退
しました。
お祝いの花束

新卒で入ってから実に45年間、同じ会社に
勤め続けてきた人です。

少し前に、「今年で現役引退なのよ。」
と聞いた時から感慨深いものがありました。

思えば性格も考え方も違うのに、なぜか
気が合って私たちの付き合いも45年続いて
来たわけです。
ご縁のとは不思議なものですね。

純粋に、彼女の人生の一区切りをお祝い
したいと思いました。

ちょうど我が家の近くに幼馴染みが経営
しているアットホームなカフェがあります。

そこの手作りランチがとても美味しいので
ご招待することにしました。

お祝いと言いながらこちらの近くに
呼びつけるなんていかがなものか?

とも思いましたが、その昔は我が家に
よく遊びに来ていて母とも顔なじみです。

提案すると二つ返事で了解してくれ
ました。

これからの生き方

ランチしながら話したのは、主にこれから
の生き方です。

子どもたちは成人し、夫もすでにリタイア
しています。

彼女の旦那さま、結構マメでそれなりに
家事をこなして趣味も豊富です。

かつては夫の実家の離れで暮らしていた
ので、お姑さんのことで悩んでいましたが、
ほどなく別居し、その後お姑さんは施設に
入られたので、今はさほど問題にはなって
ないようです。

「つらい時もあったけど、仕事をやっていた
おかげで救われたわ。」
と、言います。

真面目にコツコツやってきた人ですから。
職場での周りからの信頼が、支えになって
いたことでしょう。

でも、その職場や仕事はこれからなくなる。
ちょっと寂しいかも。

ああ、けれどこんな法則がありますよ。
空いたところには必ず新しい何かが入ってくる

なので、これから余裕が出来たら何が
したいか聞いてみました。

私とはここ数年、観劇サークルを通して
関わることが多かったです。

観劇鑑賞はもちろん続けたい。

それから、着付け教室に通うつもり。
だって、持ってるけど着ていない着物が
あるから。

着物を着たら、昔やっていたお茶もまた
やりたくなると思う。

そして、
本が好きなので読書会にも行きたい。

今はコロナで行動が制限されてるけど、
読み聞かせをやっていたから、それも
復活させたい。

で、また旅行も行こうよ!
さとちゃん!

あ、ああ私ね。
はい、もちろん喜んで!

人生の資本は健やかさ

「うんうん、そうだね。」と聞いていて
思ったこと。

何をするにも、動ける体が必要です。

健康、と言いたいところですが60代半ば
ともなれば、お互いそれなりに持病を
持っています。

持病や加齢による不具合は嫌うのではなく
受け入れたうえで、基礎体力だけは地道に
つけていきたいものです。

ただ、心のほうは年齢に関係ありません。
ある意味、いろんなしがらみから解き放
たれて、これからが一番自由でいられる
ような気がします。

彼女の人生の一区切りを祝うとともに
今、仕事や恋愛や家族のことで悩んで
いる人に言ってあげたい。

きっと、大丈夫だから。

心配よりも信頼。
自分を信じて、心身を健やかに保ちながら
一歩づつ踏み出していってくださいね。

一所懸命やってきたあなたの人生が、
悪いものであるはずがない!

私は、そう思っています。


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ストレス、ストレスとよく言いますが
案外に自覚なくストレスを抱えている
場合があります。

自覚がないのなら、特に支障がないと
思いがちですが実は、体は敏感に反応
しているんですよ。

そのあたりのことは、高齢になればなる
ほど心と体のバランスをとるのが難しく
なって来るようです。

私は超高齢の母と暮らしているので、
時々思わず「えっ?」と思うような
ことに遭遇します。

喜んで出かける用意をしていたはずなのに

折込チラシで知ったのですが、我が家の
近くに、和風レストランがオープンしま
した。

以前は母とよく外食にも出かけていま
したが、最近は足が痛いと言って歩くのに
難儀しているので行っていません。

でも、ここなら駐車場完備だし和食中心
の料理なので母の口に合いそうです。
刺身
よく遊びに来る姪たちを誘って、車で
行けば喜ぶだろうなと思い計画して
みました。

姪たちは、もちろん大喜び。
母も、車で連れて行ってもらえるならと
その気になってくれました。

母は食事に行く前日から、
「何着ていこう?」
「こんなんどう?」
と楽しそうです。

楽しいことを計画したときって、準備
しているときから楽しいものですね。

旅行でも、行くと決めて用意している
段階で楽しいですもの。
あの感覚と同じだなぁと思って、母を
見ていました。

さて、当日。
早起きして用意万端、もうすぐ姪たちが
迎えに来るという段階になって、私は
母に呼ばれました。

なんだか、しょんぼりしています。
「どうしたん?」と聞きました。
「おなか壊した・・・
さっきから4回もトイレに行ってるけど
これじゃあ、いつどうなるかわからんから
行くのやめとく。」と言います。
「えっ?」

高齢者が家に閉じこもらないように、
お出かけを勧める話はよく言われます。

でも、足が痛いとかなんとか以上に
高齢者が外出を億劫がる理由の一つに
「しも」の問題があります。

これ、身近で世話していないとなかなか
わからないのですが、
「お店で粗相したらどうしよう。」
この思いが強いんですよ。

母は、実際には外で粗相したことは
ありませんが常に不安が付きまとうん
でしょうね。

確かに「しも」の問題は人間の尊厳に
関わります。

元々、出かける気はあっても行ったことの
ない店なので緊張していたみたいです。

入口に階段があるので、それも自力で
上がれるか気にしていました。

結局、
「私は行くのんやめとく。」
ということになりました。

そのかわり、テイクアウトのお弁当がある
ので母の好きそうなものを選んで持ち帰る
ことにしたんです。

あれは何だったんだろう?

さてさて、和食レストランのランチは
お手頃価格で美味しくて、姪たちも私も
満足しました。

店内が高齢者仕様になっているかも
しっかりチェックしましたよ。

エレベーターはないけれど、入口の
なだらかな階段には手すりがついて
います。

個室のテーブル席もあります。
お手洗いも広々として使いやすそう。

次回は母と一緒に来ても
「ここなら大丈夫。」
と言ってあげられそうです。
帰ったら報告しなくちゃ!

母はエビが好きなので、持ち帰りは
大エビフライ弁当にしました。

家に帰ると、「おなかの緩んだのは
治ったけど食欲はないわ。」と言います。
「あら、こんなの買ってきたのに。」

お弁当を見せると、「美味しそう!」と
ひと言。

食べ始めると、あっという間に完食
しました。

「調子わるかったのに、そんなに食べて
大丈夫?」と聞くと
「私、エビ好きやから。」とニッコリ!

行く前に、あれほど具合が悪かったのは
いったい何だったんだろう?
実に分かりやすい母です。

ストレスは体が教えてくれることもある

母の思考としては、まず「孫たちと食事
するのは楽しい。」というのはあったと
思います。

「たまにはお出掛けもしないとな。」
とか
「着ていく服を考えるのも大事。」
とか。

そうそう、あまり変わり映えしなくても
おしゃれに意識を向けるのは認知症に
ならない秘訣でもあると思います。

前面的にポジティブ思考を出しながら
その一方で、不安な要素はかき消して
いたんでしょうね。

急な階段は上がれないかもしれない。
トイレに行きたくなっても、間に合わ
ないかもしれない。
動作が鈍いので、人の目が気になる。
などなど。

不安を理性でかき消したからと言って、
なくなったわけではありません。

無意識のうちに持ち続けていると
どうなるかというと、体に出てきます。

それが出かける直前の下痢につながった
のかなと思います。

学校に行きたくない子どもが、お腹が
痛くなるのと同じかもしれません。

こういう時は無理しないことです。

実際、母もこの日無理に行かなくて
本当によかったと思います。

その代わり、しっかり店の下見をして
きたので、母の不安のタネを取り除く
説明ができました。

そこでやっと安心したんでしょうね。
ストレスの特効薬は安心

それを実感しました。

体調の悪さを感じたら、自分は何に
不安や恐れを感じているのか、それは
どれほどのストレスなのか知って
くださいね。

そしてそんな自分を責めるより、
いたわってあげて欲しいです。


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本日、カウンセリングサービスの
コラム欄に投稿された記事の
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姪の子どもの成長を感じたときに
昔の自分の記憶がよみがえりました。

それは愛された記憶でもあるのかなと
思います。

゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆

~子どもの成長とよみがえる記憶~

子どもの成長を見守るのは、無上の喜び

があります。


私自身は自分の子どもを持つことは
ありませんでしたが、姉の子ども達とは、
良い距離感で交流を続けています。


年数にして、約40年。

おお、ビックリするくらいの長い年月です。
青い空とコスモス

その間には、いろんなことがありました。

特に、2人いる姪の次女の方は、生まれて
間もなく感染症にかかり、命に係わる大病
をしました。


何か月も入院し、一時はもし治っても脳に
障害が残るかもしれない、と言われて
ずいぶん心配したものでした。


“ただ、元気に育ってくれればそれで良い!”

誰もがそう願いました。


往々にして、子どもの成長とともに、
あれもこれもと周りの大人はつい欲が
出てしまうものです。


けれど、この姪に関しては、そんな命拾い
をした経緯もあって、余計な期待は
しなかったように思います。

純粋に健康だけを願っていましたから。


それが功を奏したのかもしれません。


どんな成績を取って来ても、怒られた
ことのない姪は、中学生になる頃には、
小さなことにこだわらない、伸び伸びと
した性格に育ってくれました。


とは言え、大病した身であることには
違いありません。


将来結婚した際に、必ずしも子どもが
授かるとはとは限らない可能性もあった
のです。


年頃になって好きな人が出来、結婚を
具体的に考えたときには、そのことも
事前に話したようです。


子どもはいてもいいし、いなくてもいい。

それで結婚したのが、今のムコ殿なんで
すね。


そこからのスタートだったので、気が楽
だったのかもしれません。


しばらくは夫婦二人で楽しくやっていま
したが、なんとなんといつの間にか、
3人の子の母になりました。

神さま、ありがとう!


そんな姪とは、今も会えばおしゃべりに
花が咲きます。


話題の中心は、一世代超えて姪の子ども
たちのこと。


ある日、姪と話していると幼稚園年長さん
の長男Aくんのことになりました。

この子はすご~く引っ込み思案で、
甘えん坊の恥かしがり。


3歳くらいまでは、ちょっと母親の姿が
見えなくなっただけで
「かぁちゃん!かぁちゃん!」
と大泣きするような子でした。


幼稚園に行くにも最初は毎朝大変でした
が、どうにかこうにか集団生活に慣れて
いったようです。

それでも、甘えん坊は相変わらずでしたが。


ある日、姪が保護者の集まる用事があって
幼稚園へ行ったことがありました。


園内では、子ども達の保育が行われて
いる時間帯です。


用事を済ませた姪は
「今頃、あの子はクラスのみんなと一緒に
過ごしてるんやな。」
と思いながら園を後にしました。


そして、Aくんが幼稚園から帰ってきた
ので、その話をしたそうです。


姪:「今日ね、幼稚園に用事があって
行ってたんだよ。」

Aくん:「うん、かぁちゃんが来てるの、
知ってたよ。だって、窓から見てたもん。」


姪:「なんや、知ってたんか。そしたら
『かぁちゃん!』って言って手を振ってくれ
たらくれたら良かったのに。」


すると半泣きの顔になりながら、Aくんは
こう言ったそうです。


「ボクな、ホンマはそうしたかってん。
でもな、そんなことしたら、かぁちゃんと
一緒に家に帰りたくなるやん。」


それを聞いた姪は、
「そうか、偉かったなぁ。」と言って
Aくんを思い切りハグしたそうです。

子どもの成長って、こんな何気ない会話の
中に感じるものですね。


私は、その光景が目に浮かんで、思わず
ウルウルしてしまいました。


と、同時にいきなり何十年も前の自分の
記憶がよみがえりました。


そう、私にも同じような経験があったんです。

確かその時も、園児の保育中に保護者が
集まって、何かの作業が行われていた
ようでした。


用事が終われば、母親たちは先に帰ります。


母が私に声をかけて
「じゃあ、帰るからね!」
とかなんとか言ったんでしょうね。


そのとたん、私はどうしたかというと
「一緒に帰る!」
と言って大泣きして、母にしがみつきました。

結局、その日は一緒に帰って来てしまった・・・
というのを思い出したんです。


先生も母も、さぞかし手を焼いただろうな
と思います。


60年くらい前のことですよ。

自分でも、そんな記憶がよみがえって
ビックリしました。


な~んだ。


私はAくんのことを、
「甘えん坊のあかんたれ」
だと思っていましたが、私はそれ以上の
あかんたれだったんだ。


ああ、聞き分けのなかった幼児の自分が
恥ずかしい。

トホホ。


でも、そんな時の子どもの心情というのも、
非常によくわかるような気がしました。


Aくん、きみはホンマに偉かった!

そして、そんなふうにAくんを育てた姪も
大したもんです。


あの、無事育つかどうか心配していた子は、
いつの間にかとってもいいお母ちゃんに
なっていました。


いつかAくんが大人になった時、何かの拍子に
かぁちゃんとの、そんな昔の記憶がよみがえる
かもしれません。


愛された記憶は、こうして引き継がれていく
んでしょうね。


゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
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皆さん、こんにちは。
佐藤まゆみです。

アメブロの“恋と仕事の心理学”金曜日は、
恋と仕事のライフプロデュースです。

本日、9月3日の記事を担当しています。

今回は、「自分の気持ちと相手の気持ち」
というタイトルで書いてみました。

ひとつのものごとに対して、まず自分の
感じる気持ちがあります。
その一方で他の人は、立場や状況によって
感じることが違います。

でも、どちらが良いとか正しいの問題では
ないんですね。

自分の気持ちを受け入れ、相手の気持ちも
尊重する。
それが出来れば、良い人間関係を築いて
いけそうです。

゜゚*☆*☆*゚ ゜゚

 9月に入りましたが、皆さまはいかが
お過ごしでしょうか?
この夏の気候は、いつもにも増して
不安定でした。

まだまだ残暑は厳しいうえに、これからは
台風の季節でもあるので一向に気が抜け
ませんね。
各地での土砂災害などを見聞きすると、
胸が痛みます。

私の住む地域でも、大雨が降ると川が
氾濫して、何度か災害が起きたことが
あります。
昨今の被害のニュースに接するうちに、
過去に起きたある光景が思い浮かんで
きました。

ある出来事に対して感じた自分の気持ち

私が小学校高学年だったの頃の話です。
2学期が始まって間もなくでした。
その日は数日前から降り続いた雨が、より一層
強くなっていました。

豪雨

「また今日も雨かぁ。学校に行くのんイヤやなぁ。」
そう思いながら出かけました。

と言っても、我が家は学校の目の前にあった
ので徒歩1分程度のものです。
近いからこそいつもギリギリに家を出て、鐘が
鳴る直前に教室に着きます。

すると、まだ数人の生徒は来ていませんでした。
「〇〇ちゃん、まだ来てないねぇ。」
などと、のんきに友達と話していると担任の
先生が慌てた様子で入ってきました。

先生は開口一番、
「近くの川が氾濫して、多くの家が浸水しています。」
と言いました。

みんなポカンとしていましたが、次に先生が
言ったのは
「今日は学校は休みになります。」でした。

それを聞いた途端、クラスのひょうきん者の
男の子が
「やった!今日は学校休みや!」
と手を叩いて喜んだんです。

すると先生は、
「家が浸水して被害を受けた人がたくさん
いるのに、何を言ってるんだ!」
と一喝しました。
ものすごい剣幕に、クラス中がシュンと
してしまいました。

その男の子、叱られて真っ赤になって
うつむいてしまいましたが、実は私も
「今日は学校が休みになるんや!」
と思ったうちの一人でした。
みんな口には出さねども、同じような
ことを思っていたんですね。

あの時から何十年も経っていると言う
のに、大きな水害が起きるたびに、
この光景がふっとよみがえります。

子どもだった私にも、よほど強い印象的な
出来事だったようです。

それぞれの事情に思いをはせる

そもそも、それほどの悪天候なのに登校
できるということは、校区の中でも比較的
安全な地域から来ているんですね。

当時は今ほど情報網が発達していません
でしたから、どこでどれほどの被害が出て
いるのか、なかなか分からなかったのです。 

特に子どもとなると、自分の家族とその
周辺が生活圏のほとんどでしょう。

ですから、それ以外のことを知るよしも
なく、この反応は致し方なかった面も
あるかなと感じます。

いえ、子どもでなくても、
人は自分の立場や考え方を基本にして、
ものごとを見ているものです。

自分はこうだから、きっと相手もそうだ
ろうとか
自分には重要なことなんだから、みんな
も同じように思って当然だとか。
それが、もめ事の原因になることは多々
あります。

どちらが正しいとか間違っている、と
いうわけではないんです。

ただ、もう少し視点を高くしてものごとを
見れたなら、この状況で自分とは違う立場
や考え方の人もいるかもしれないと思える
んですね。

自分以外の人の事情にどれだけ思いを
はせることが出来るかが、人としての
成熟度につながってきそうです。

自分の気持ちは否定しなくてもいい

とは言うものの、日々起きる出来事に
瞬時に反応しているのは自分の感情です。

自分の立場や日頃の考え方がベースに
なっていることは間違いありません。

先ほどお伝えした、小学校の頃の水害事件
にしても子どもとしては単純に
「学校が休みになって、勉強しなくて済むので嬉しい」
と思っただけなんですね。
この気持ち自体は、否定しなくて良い
と思うんです。

けれど、一歩進めて災害に遭った人の
ことを思い描くだけの思慮があれば
「被害に遭った人は困っているだろうな」
「自分の家は無事で、ありがたいんだ」
というとらえ方も出来るようになって
いきます。

同じ出来事に接しても、見る角度に
よって全然違う受け止め方になる
わけです。

まず自分の気持ちがあって、
そう感じたことは確かなんですから
「こんな自分勝手なこと考えた私はダメなんだ。」
と自己否定しなくて良いんです。

大事なのは、自分の気持ちは受け入れた
うえで、自分以外の人の立場や状況を
考えてみることでしょう。

自然災害やコロナ感染のことなど、
日々の暮らしを揺るがす要因は常に
あるものです。

この二段階の視点を持っておくと、
言動や行動が変わり、人間関係は
かなり円滑になっていくのでは
ないかなと思います。

自分の気持ちと相手の気持ち、どちらも
尊重していきたいものですね。

最後までお読みくださって、
ありがとうございました。 


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皆さん、こんにちは。
佐藤まゆみです。

今日はカレンダーを1枚めくりました。
おお、もう9月!
歳とともに月日の経つのが早く感じ
られますが、まさにその通り。

うかうかしてると、今年も終わっちゃい
ますね。

ところで、
あっという間に月日が経つのなら
ものごとを後回しにせず、やれるとき
にやっておきたいですね。

私にとって、一番気がかりだったのは
新しいパソコンを買うことでした。
パソコンキーボード
今使っているものも、そんなに古くは
ないのですが、6月ごろから度々
トラブルが発生して、ヘルプデスクに
電話をかけまくっていました。

器械にも相性があるように思いますが
今の機種はどうも私とはイマイチです。
たとえ1日でも不具合が生じると何かと
不便なので右往左往しながら対処して
きました。

どうにか乗り切ってきましたが、
今後のことを考えると今のままでは不安
です。
なので現在使っている方を予備機にして
新しいものを買おうと思っていたんです。

今までパソコンを選ぶのに自分では
よくわからなくて、予算やどんな作業を
するかだけ言って、店員さんの勧める
ままに選んでいました。

でも今回は度重なるトラブルから学び、
自分にとってどんなタイプが使いやすい
のかが、おぼろげに見えてきました。

と、言ってもまだまだわからないことも
多いのでネットで購入する勇気はなく
大型電気店に行くことにしたんです。

ウチの近くには大型電気店が2つあります。
A店は会員になっていて、クレジット
機能付きのカードも持っています。

B店は、ポイントカードくらいは持って
いますが、あまり大きな買い物はして
いないところ。

当然、出かけるときは
「クレカを持っている方のA店で買おう!」
と思っていたんです。

前置きが長くなりましたが、ここからが
本題です。

A店のパソコン売り場に着きました。
買う気は満々ですが、自分の希望に合う
機種がどれかはすぐには分かりません。

電気店に限らず、いきなり店員さんに
しつこく話しかけられるのは、誰もが
苦手なのではないでしょうか?

特に、単なる下見や冷やかしで見てる
時には、あまり話しかけて欲しくない
ものです。

でも、今回は違います。

それで自分から、近くにいた店員さんに
声をかけて見ました。

「こういう機能があるのが欲しいんです。」
と言ってみました。

「それなら、これがお勧めですよ。」
まではよかったのですが、
機種の色や、マウス、アダプターの
ことなど尋ねると、案外に素っ気なく
「この色しかありません。」
「それは付いてません。」
「今はこういうもんです。」
みたいな感じだったんです。

何だか意気消沈してしまいました。
一気にここで買う気が失せて、仕方なく
行く気のなかったB店にも寄ってみました。

最初の対応は同じようなものでしたが
「別のメーカーのほぼ同機能のもので
こういうのがありますよ。」

「この機種にはそれは付いていませんが
必要なら後で買い足してもそう高いもの
ではありません。ポイント使えますよ。」
と、いろいろ提案してくれたんです。

機能の違いも「なぜ?」を明確に説明して
くれました。

そこで一気に気が変わったんです。

ここで買おうって。

いえ、正確にはこの店員さんから
買いたいと思いました。

お客さんの意向をつかんで、そこは
外さず、希望通りのものがなかったと
しても、別の提案をしていくというのは
セールスする人の極意かなと思います。

もう、即決で買ってしまいました。

A店の店員さんも、機種や機能の違いは
知識として持っていたかもしれません。
でも、少なくともそれは私に対して発揮
されませんでした。

よっぽど、私が冷やかしにしか見えな
かったのかな?

対するB店の店員さん。
相手は何に関心があるのかを見て取って
的確なアドバイスをしてくれました。

私の「気」を変えたのはそれです。
 
◆ ◆ ◆

「気」って、あいまいで流動的ですね。
「絶対にこうする!」と決めていたはず
なのに、何かの拍子で変わってしまう。

今回はパソコンをどこで買うかという
単純な気の変わり方でした。

けれど、
日々の生活の中で、結構こういうことは
あるように思います。

最初思っていたこととは、なぜか違う
選択をしちゃった。

気が変わるのにも、突き詰めれば理由は
必ずあります。
それなりに気が変わった方に納得が
いったのでしょう。

逆の立ち場から言えば、自分の誠実な態度
が、相手の気を変えることもあるのだなぁ
と、思った出来事でした。

゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆

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