佐藤まゆみです。
日常では、いつも見たり接している人にとっては
“当たり前”と思っている事が、初めて見聞きした人
には、大きな驚きになることが少なくありません。
いわゆる、目からウロコですね。
しかも、「へぇ~、私、こんなん好き!」
「面白いな!」
そう感じることが多いほど、人生は楽しめるような
気がします。
最近感じた私の目からウロコ体験を、今日は
書いてみますね。
私、阪神電車をよく利用しています。
関西以外の方には、ローカルな電車名のように
思われるかもしれませんが、阪神タイガースの本拠地
あるいは高校野球のメッカ、甲子園球場に行くには
非常に便利な電車です。
もっとも、私が乗るのは甲子園球場に行くためでは
なくて、終点の大阪梅田に出るためです。
今まで神戸三宮から乗車して、梅田駅には特急を
利用して乗り換えなしで行っていましたが、先日は
都合により梅田の手前の尼崎駅での乗り換えが
必要だったんです。
尼崎が近づくと、アナウンスが聞こえました。
「梅田にお越しの方は、尼崎で急行にお乗り換え
ください。」
うんうん、そうだよな。
尼崎で降りて、急行のホームはどこかなと思って
みたら、はるか遠くです。
めんどくさいこと。
一旦駅構内に降りて、急行のホームまで行かないと
いけないのね。
ちょうど手前のホームに普通が止まっています。
そんなに急いでいる訳ではなかったので、ここから
梅田まで「普通」で行っても良いかと思いました。
普通に乗ろうとすると、同じように乗り換えをする
人たちは、何とこの普通電車の車両のドアを通り
抜けて、その向こうにある急行のホームに、次々と
渡って行くではありませんか!?
えっ?
そんなこと出来るの?
出来るんです。
見事な時短&効率の良さで、急行はそんな乗り換え
の人たちが落ち着く頃、動き出しました。
“他の車両を通り抜けて、別のホームに止まっている
電車に乗る”
「ああ、そんなやり方もあるのか!」
こういう発想のもとにダイヤが組まれている電車は
多分、非常に珍しいと思います。
けれど、普段からこのやり方が当たり前の人にとっては
何ということもなく、「それが何か?」と思うところですね。
更には、他の電車では一旦駅構内に降りて別のホーム
に行くのが“当たり前”ですから、
それはとても不便で効率が悪く感じられるかもしれません。
私たちが時々リフレッシュしたくなって、旅行に行くのも
いつもとは違う習慣や文化に触れて、大なり小なり
「ああ、こんなやり方もあるのか!」と感じることで
自分の中の許容量が増えるのが、楽しいからかも
しれません。
型にはまらない、柔軟な発想は、そういうところから
生れてきそうですね。
そんなワクワクを、日常の中にドンドン取り入れて
いきたいものです。
阪神電車さん、ナイス
゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
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